CONSERTS

  • 2019年10月26日(土)開演14:00  Hakuju Hall
    小林美恵  華麗なるヴァイオリンの伝説
    第4回 「天使と悪魔」
    小林美恵 イタリアを弾く

    出演:
    小林美恵(ヴァイオリン) 上田晴子(ピアノ)浦久俊彦(ナビゲーター)
    曲目:
    タルティーニ(クライスラー編)   ヴァイオリン・ソナタ  ト短調「悪魔のトリル」
    シマノフスキ   3つのパガニーニ・カプリース  op.40
    レスピーギ   ヴァイオリン・ソナタ  ロ短調
    問合:
    Hakuju Hall チケットセンター  Tel. 03-5478-8700(火~土 10:00~18:00 祝日・休館日を除く)オンラインチケット予約 http://www.hakujuhall.jp/

    (美恵から皆さまへ)
    16世紀の中頃、突然イタリアで進化を遂げ、完成されたヴァイオリン。アマティ、ストラディヴァリウス、ガルネリウスなど多くの楽器作りの名匠が活躍し、時を同じくコレルリ、ヴィヴァルディ、タルティーニなど作曲家がこぞってヴァイオリン曲を書きました。
    そんなヴァイオリンの故郷であるイタリアの地を私が踏んだのはごく最近。多くの彫刻やフレスコ画、絵画に圧倒され、私の世界観は一気に変わりました。小説や映画や、biテレビで見ていたのとはまるで違う、豊かで、正に生きて息づいているものがそこに存在していました。紀元前8世紀ごろの建物の前に佇むと、その当時の活気や喧騒、たくましく伸びやかな人のエネルギー、営みを感じ、もしかしたら私はここにいたのかもしれないと、不思議な懐かしさまで覚えたほどです。そこではどんな音楽が奏でられていたのだろう。人は今、長い時を経て、何が変わったのだろう。
    その時間に比べれば、ヴァイオリンの歴史など短いもの。けれども、ヴァイオリン誕生のはるか以前、人類が始まってから脈々と流れ、今にたどり着き、これからも続いていくものを今回のイタリア編では感じてみたいと思います。