(美恵から皆さまへ)
今年も皆様に軽井沢国際音楽祭のお知らせができますこと、とても嬉しいです。
この音楽祭には最近毎夏、参加させていただいていますが、軽井沢を訪れてまず思うのが、緑をどんなにか欲していたかということ。。新鮮な空気と緑がどんどん体中に満たされ、鳥の声、風の音を聴きながら、いろいろな感覚が目覚めていくのを感じます。
朝はゲネプロ、お昼はコンサート、夜は次の日のコンサートのリハーサル。一日中、素敵な仲間と音楽三昧。一年中で一番充実した時間です。東京とはまた違う、軽井沢ならではの表情の音楽に出会えます。
今年はご来場いただいた方に軽井沢国際音楽祭2014限定オリジナルラベルのホッピーのプレゼントがあるそうです!!
皆様、今年も是非、軽井沢にお越しください。
詳しくはhttp://kimf.net/をご覧ください。8月20日(水) ユニオンチャーチコンサートⅠ
①14:00~ パーカッションの魅力
②15:10~ 近藤薫ヴァイオリンリサイタル
③16:20~ ユニオンチャーチで聴く スメタナ:弦楽四重奏曲「わが生涯」
(美恵から皆さまへ)
③のスメタナの「わが生涯」を近藤薫さん、飛澤浩人さん、江口心一さんと演奏いたします。この曲は題名のとおり、スメタナの自叙伝。青春時代の楽しかった思い出、幸福な思い出、そして耳が聞こえなくなっていく始まりの残酷な耳鳴りの音を弾かなくてはいけません。
ユニオンチャーチは100年以上前に建てられた教会で、木のぬくもりが優しく、窓からは外の鳥の声も時折聞こえ、とても素朴でこの音楽祭の原点の場所でもあります。その教会で弾く、人間の宿命。特別の時間になりそうです。
8月21日(木)開演14:00 ユニオンチャーチコンサートⅡ
『やっぱりブラームスが好き!!』
ブラームス:クラリネット三重奏曲 op.114
ブラームス:ピアノ 四重奏曲 第3番 op.60
ヴァイオリン 小林美恵 ヴィオラ 飛澤浩人 チェロ 江口心一
クラリネット ミシェル・アリニョン ピアノ 野平一郎
(美恵から皆さまへ)
ブラームスだったら何が弾きたい?ときかれ、ピアノ四重奏曲の第3番を、真っ先にリクエストしました。
クラリネットのアリニョンさんは学生の時に出会い、私に新たな音楽の息吹を与えてくださいました。時を同じく、音楽監督の横川さんとも出会い、不思議なご縁を感じています。アリニョンさんとの久しぶりの再会と演奏に心震えます。
8月22日(金)14:00開演 軽井沢大賀ホール
こどもたちのための音楽祭『鳥たちのうた』
ヴィヴァルディ:《四季》より「春」第1楽章
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」 ほか
(美恵から皆さまへ)
鳥の声には誰もが憧れる。鳥のように、自由に、軽やかに、美しく歌いたい。
鳥のように、鳥のように。
サン=サーンスがヴァイオリンに割り当てたのは、めんどりとおんどり。
それもまた納得。
8月23日(土)軽井沢大賀ホール
Happy One Hour Concert
①14:00~ サン=サーンス:七重奏曲/マルティヌ―:調理場のレヴュー
②15:10~ ブルッフ:8つの小品
③16:20~ シューベルト:ピアノ五重奏曲 「鱒」
(美恵から皆さまへ)
③のシューベルトの「鱒」を飛澤浩人さん、ルドヴィート・カンタさん、市川雅典さん、野平一郎さんと演奏いたします。
軽井沢で弾く「鱒」。これ以上のご馳走はありません。
8月24日(日)13:30開演 軽井沢大賀ホール
フェスティヴァル・オーケストラ・コンサート
ブラームス:大学祝典序曲 op.80
モーツァルト:クラリネット協奏曲 K.622
ブラームス:交響曲第2番 op.73
指揮 横川晴児
クラリネット ミシェル・アリニョン
軽井沢国際音楽祭フェスティヴァルオーケストラ
(美恵から皆さまへ)
この音楽祭の毎年の最大の演奏会!!
アマチュアもプロも学生も一緒になって、音楽への愛が、思いがひとつになる時。
今年も7月6日から練習が始まりました。音楽祭の幕は開きました。
オーケストラは素晴らしい。私にも年に一度の貴重なメインイヴェントです。