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小林 美恵 Mie Kobayashi

小林 美恵 Mie Kobayashi (Violin)
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学を首席で卒業し、数々の賞をうけ、1990年、ロン=ティボー国際コンクール・ヴァイオリン部門で日本人で初めて優勝。以来、国内外で本格的な活動を開始する。
これまでに、NHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢等の国内の主要オーケストラ、ハンガリー国立交響楽団、プラハ交響楽団のソリストとして、充実した演奏を高く評価される。また、静岡のAOI・レジデンス・クヮルテットのメンバーをはじめ、数多くの共演者と室内楽の分野においても活動を広げ、軽井沢国際音楽祭に毎年出演するなど音楽祭にも積極的に参加している。

 

近年は自主企画公演も意欲的に展開し、デビュー25周年の2015年から2年間で6回の記念リサイタルを企画好演し、2018年からは、ヴァイオリンの神秘と魅力に多彩な角度からせまる「小林美恵 華麗なるヴァイオリンの伝説」全6回のリサイタルシリーズを行い、2021年10月に完結した。
さらに2020年には3夜で<ベートーヴェン ・ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会>、2021年には<室内楽の極み/メシアン『世の終わりのための四重奏曲』>、2022年からは<珠玉のヴァイオリン小曲集>や<シューベルトの世界><ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲><ラヴェルの世界><モーツァルトの夢と幻>などの演奏会を行い、美しく洗練されたダイナミックな演奏は多くの聴衆を魅了している。

 

CDは、「プレイズ・クライスラー」ピアノ・江口玲、「ラヴェル&エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ集」「フォーレ作品集」ピアノ・パスカル・ロジェ、ツィゴイネルワイゼンなどを収録した「ヴァイオリン名曲集」ピアノ・加藤洋之、「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ 全曲」など多数リリース。
使用楽器は昭和音楽大学所有の1734年製ストラディヴァリウス。
現在、昭和音楽大学客員教授, 愛知県立芸術大学で後進の指導にあたる。 

 

 

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