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小林美恵 華麗なるヴァイオリンの伝説 第5回

「クリムトの幻影」

小林美恵ウィーン世紀末を弾く
2021年2月26日(金)開演19:00 Hakuju Hall
下記日時から変更されました:
2020年5月24日(日)開演15:00 


出演:
小林美恵(ヴァイオリン)
上田晴子(ピアノ)
浦久俊彦(ナビゲーター)
曲目:
クライスラー ウィーン風狂詩的小幻想曲
マーラー 交響曲 第5番 嬰ハ短調より第4楽章 アダージェット
シェーンベルク 幻想曲 op.47
R.シュトラウス ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
問合:
Hakuju Hall チケットセンター Tel. 03-5478-8700(火~土 10:00~18:00 祝日・休館日を除く)
オンラインチケット予約 https://www.hakujuhall.jp/syusai/226.html

(美恵から皆さまへ)

ある日、一枚の絵葉書が届きました。クリムトの「接吻」
魅惑的な絵でした。ヴァイオリンのケースに入れて、いつも眺めていました。
ある時、ふと、この後この二人はどうなるのだろうと思いました。このまま二人は崖の下に落ちるのだろうか?男性だけが残るのだろうか?それとも?それを確かめるために、ベルヴェデーレ宮殿に実際に観に行ったことを、懐かしく思い出します。
今でも歩いて角を曲がれば、モーツァルトやベートーヴェンとすれ違うのではと感じるウィーンの街。ウィーンで生活した多くの偉大な作曲家たちの体温までも側に感じるこの街の19世紀末は、どんな空気の匂いがしていたのだろうと思います。古いものと新しいもの、東洋と西洋、幻想や夢、生と死、いろいろなものが渾然と渦巻いていて、その爛熟した中から何かを敏感に感じ、聴いていたかもしれない。それはもしかしたら、現代ではどこかに置き忘れてきてしまったものかもしれないと思うのです。