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プラチナ・コンサート・シリーズ
シューベルトの世界 小林美恵ヴァイオリン・リサイタル
2022年7月22日(金)開演19:00 Hakuju Hall

出演:
小林美恵(ヴァイオリン)ジャンミッシェル・キム(ピアノ)
曲目:
〈オール・シューベルト・プログラム〉
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D 574
シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 D 895
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D 934
問合:
ジャパン・アーツぴあ 
Tel. 0570-00-1212 www.japanarts.co.jp/

(美恵から皆さまへ)
シューベルトは私には不思議で謎めいた作曲家だ。
友好的で優しく落ち着いた佇まいはいつも変わらない。幼い時からの知り合いのように思う。だがシューベルトを弾く度に思う。
「あっ、またいなくなった。」
取り残された私はどうしたらいいのかわからなくなって、うろたえる。
『ぼくが愛を歌おうとしたら、愛は痛みになった。そこで今度は痛みを歌おうとしたら、痛みは愛になった。かくして愛と痛みとがぼくのからだを引き裂いた。・・・』
シューベルトの書き残した言葉を何度も心の中で反芻する。
シューベルトほど、生と死を見つめ、自己の奥底に魂の帰る場所を探していた作曲家はいないように思う。
いつか、もう一度シューベルトとじっくり向き合いたいと思っていた。
その時がようやく巡ってきた。
今度はシューベルトを見失うことなく、まだ見たことのない世界に辿り着けるだろうか?