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2015年12月22日(火)開演19:00 紀尾井ホール
アンサンブルofトウキョウ定期演奏会2015
第117回 オーケストラの夕べ

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 高木綾子(フルート)
金昌国(指揮)
アンサンブルofトウキョウ
曲目:
ベートーヴェン ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス ヘ長調 Op.50
ロンベルグ フルート協奏曲 ロ短調 Op.18
ベートーヴェン 交響曲 第6番「田園」ヘ長調 Op.68 
問合:
アンサンブルofトウキョウ事務局 03-3426-2010 oftokyo@gmx.net

(美恵から皆さまへ)
あれはいつ、どこに行くフライトだったか思い出せないほど、昔のことですが、何気なく耳にした機内のイヤホンから、ベートーヴェンのヘ長調のロマンスながれてきました。その日は素晴らしい快晴で、眼下に広がる絶景を眺めながら、まさに鳥になったような気分でした。ヘ長調の持つ透明な明るさと力強さの響きと景色が相まって、それまでのモヤモヤが一気に吹き飛んで、晴れやかな幸福感に満たされました。
この曲を弾く時には、その時の感覚がいつも蘇ります。
なぜ、ベートーヴェンがロマンスと題名をつけたかは、いろいろな説がありそうですが、個人的な感情というよりも、全てを突き抜けた、もっと普遍的な大きなメッセージを感じます。と同時にベートーヴェンが求めた究極の美しさとはいったい何だったのだろうかと思います。
2015年の最後にそんなことを考えながら、ベートーヴェンの音楽に心を寄せています。

2015年12月20日(日)開演16:00 さいたま市文化センター大ホール
さいたまアンサンブル定期演奏会2015 
第3回 第九演奏会

出演:
小林美恵(ヴァイオリン)
岩下晶子(ソプラノ) 相田麻純(アルト) 澤崎一了(テノール) 田代和久(バス)
金昌国(指揮)
さいたまアンサンブル
さいたま市民合唱団
曲目:
ベートーヴェン ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス ヘ長調 Op.50
ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 ”合唱付き”
問合:
問合せ SaCLaインフォメーションセンター 048-866-4600

(美恵から皆さまへ)
あれはいつ、どこに行くフライトだったか思い出せないほど、昔のことですが、何気なく耳にした機内のイヤホンから、ベートーヴェンのヘ長調のロマンスながれてきました。その日は素晴らしい快晴で、眼下に広がる絶景を眺めながら、まさに鳥になったような気分でした。ヘ長調の持つ透明な明るさと力強さの響きと景色が相まって、それまでのモヤモヤが一気に吹き飛んで、晴れやかな幸福感に満たされました。
この曲を弾く時には、その時の感覚がいつも蘇ります。
なぜ、ベートーヴェンがロマンスと題名をつけたかは、いろいろな説がありそうですが、個人的な感情というよりも、全てを突き抜けた、もっと普遍的な大きなメッセージを感じます。と同時にベートーヴェンが求めた究極の美しさとはいったい何だったのだろうかと思います。
2015年の最後にそんなことを考えながら、ベートーヴェンの音楽に心を寄せています。

2015年11月23日(月曜日)開演 15:00 J-ホール(岡山大学医学部内)
ロン・ティボー国際コンクール優勝者二人によるス―パー・デュオ・コンサート

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 野原みどり(ピアノ)
曲目:
ラヴェル ツィガーヌ
ラヴェル ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル 水の戯れ
ラヴェル ソナチネ
フォーレ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 他

2015年11月15日(日)開演15:00 静岡音楽館AOIホール
AOIレジデンスクヮルテット静岡公演

出演:
松原勝也 小林美恵(ヴァイオリン)
川本嘉子(ヴィオラ) 河野文昭(チェロ)
曲目:
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調 Op.49
野平一郎 弦楽四重奏曲 第5番(2015年度静岡音楽館AOI委嘱作品 世界初演)
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.18-1
問合:
静岡音楽館AOI・インフォメーション(7階)
054-251-2200(月休 9:00~21:30)

(美恵から皆さまへ)
一年に一回のペースで静岡音楽館で活動してきたAOIレジデンスクヮルテット、今年で20年になります。

この数年、ベートーヴェンの中期のカルテットを順番に弾いてきましたので、さて次は、ついに後期に突入かと思いましたが、1番のカルテットに戻ります。来年は2番。まだまだ長い道のりです。
1番とはいえ、どこをとってもベートーヴェンです。後期のカルテットが透けて見えるように感じるところもあります。最後のカルテットまでは30年弱の年月。自分に置き換えてみると、私は何をやってきたのだろう、、といささか衝撃をうけております。

そして今回はなんといっても野平一郎先生が新しく曲を書いてくださいました。以前、先生にお会いした時に新曲のことをお訊ねしましたら、奏者のことをよく知っていると(どんな音の持ち主でどういう演奏をするのかということ)、漠然と書くより書きやすい、、とおっしゃっていました。
貴重な手書きのスコアは整然と美しく、先生の頭の中をのぞいて、垣間見るよう。芸術的です。

野平先生の立ちあってくださる本格的なリハーサルも、間も無くはじまります。気持ちを入れて臨みたいと思います。

2015年11月14日(土)開演18:00 上野学園 石橋メモリアルホール
AOIレジデンスクヮルテット東京公演

出演:
松原勝也 小林美恵(ヴァイオリン)
川本嘉子(ヴィオラ) 河野文昭(チェロ)
曲目:
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調 Op.49
野平一郎 弦楽四重奏曲 第5番(2015年度静岡音楽館AOI委嘱作品 世界初演)
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.18-1
問合:
静岡音楽館AOI・インフォメーション(7階)
054-251-2200(月休 9:00~21:30)
上野学園 石橋メモリアルホール チケットオンライン
  http://www.ishibashimemorial.com/ticket/

(美恵から皆さまへ)
一年に一回のペースで静岡音楽館で活動してきたAOIレジデンスクヮルテット、今年で20年になります。

この数年、ベートーヴェンの中期のカルテットを順番に弾いてきましたので、さて次は、ついに後期に突入かと思いましたが、1番のカルテットに戻ります。来年は2番。まだまだ長い道のりです。
1番とはいえ、どこをとってもベートーヴェンです。後期のカルテットが透けて見えるように感じるところもあります。最後のカルテットまでは30年弱の年月。自分に置き換えてみると、私は何をやってきたのだろう、、といささか衝撃をうけております。

そして今回はなんといっても野平一郎先生が新しく曲を書いてくださいました。以前、先生にお会いした時に新曲のことをお訊ねしましたら、奏者のことをよく知っていると(どんな音の持ち主でどういう演奏をするのかということ)、漠然と書くより書きやすい、、とおっしゃっていました。
貴重な手書きのスコアは整然と美しく、先生の頭の中をのぞいて、垣間見るよう。芸術的です。

野平先生の立ちあってくださる本格的なリハーサルも、間も無くはじまります。気持ちを入れて臨みたいと思います。

2015年11月1日(日)開演14:00 銀座ヤマハホール
アーツ室内オーケストラ2015 銀座定期公演Ⅳ

出演:
大友直人(指揮) 三谷温(ピアノ)
ルツ・レスコヴィッツ 小林美恵(ヴァイオリン)
アーツ室内オーケストラ
曲目:
モーツァルト ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K.449
芥川也寸志 弦楽のための三楽章「トリプティーク」
加藤旭=熊倉優 空をみあげて~ヴァイオリン・ピアノ・弦楽オーケストラのための~(世界初演)
モーツァルト ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334
チャイコフスキー 弦楽セレナーデ ハ長調 Op.48
問合:
一般社団法人アーツスプレッド事務局
Tel 070-5555-5920  Fax 03-5539-3654
mit-on.com

2015年10月31日(土)開演14:00 杜のホールはしもと・ホール
チェンバーオーケストラ相模原 第5回演奏会

出演:
チェンバーオーケストラ相模原
曲目:
《オール・モーツァルト・プログラム》
モーツァルト セレナーデ 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
モーツァルト 交響曲 第29番 イ長調 K.201
モーツァルト ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334
問合:
チケットMove 042-742-9999
チケットム―ヴ.net http://move-ticket.pia.jp

2015年10月16日(金)開演19:00 東京文化会館小ホール 
小林美恵デビュー25周年記念 ヴァイオリン・リサイタル・シリーズ
第2回 「音の夢」

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 萩原麻未(ピアノ)
クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)
曲目:
フォーレ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.13
プーランク ヴァイオリン・ソナタ
ショーソン ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 Op. 21
問合:
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040 www.japanarts.co.jp/

(美恵から皆さまへ)
”La Guitare fait pleurer les songes” (G. Lorca)

プーランクのソナタの楽譜には”フェデリコ・ガルシア・ロルカの思い出に”とあり、2楽章にはロルカの詩”Les six cordes”から冒頭の一節が書かれています。
”夢の精はギターの音に涙する”
とでも訳しましょうか。。

デビュー25周年のコンサート、第2回目は「音の夢」です。

若いフォーレのほとばしる情熱と溢れる夢。
プーランクの曲の最後に聴かれる、ロルカが銃殺される音とともに消えていく夢。
そして、ショーソンのコンセールを演奏するのが私の夢でした。いつか、いつか弾きたいとずっと思っていました。
今回ようやく、素晴らしいピアニスト萩原麻未さんとエクセルシオの皆さんと一緒に実現します。本当に夢のようです。

2015年9月29日(火)開演19:00 紀尾井ホール
アンサンブルofトウキョウ定期演奏会2015
第116回 室内楽の夕べ[B]

出演:
小林美恵 吉村知子(ヴァイオリン) 大野かおる 岡さおり(ヴィオラ)
河野文昭 羽川真介(チェロ) 青山聖樹(オーボエ)
曲目:
クロンマー オーボエ四重奏曲 ヘ長調
ドホナーニ ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲
モーツァルト イングリッシュホルンと弦楽のためのアダージオ K.580a
シェーンベルグ 弦楽六重奏曲 「浄夜」 Op.4
問合:
アンサンブルofトウキョウ事務局 03-3426-2010 oftokyo@gmx.net

(美恵から皆さまへ)
夏も終わり、本格的な秋の演奏会シーズンが始まりました。
アンサンブル of トウキョウ、定期演奏会のご案内です。
今回はドホナ―ニ、モーツァルト、シェーンベルクを演奏します。
ドホナ―ニはハンガリー人でバルトークやコダーイと同世代(指揮者のクリストフ・ドホナ―ニのお父さんといったほうが、私たちには馴染みがあるかもしれません。)ですが、作風はブラームスの流れを引き継ぎ、ピアニストとしても活躍した人で、ベートーヴェンのピアノソナタの演奏は(録音があるそうです!!)本当に素晴らしいとのこと・・・(河野さん談)
このセレナーデは5つの楽章がありますが、半音進行が多く、当然、転調も多く、その面白さがやみつきになります。弦楽トリオという編成も独特の魅力があります。
そして今年3度目の浄夜。弦楽器6人の豊潤な響きと濃密な絡み合いがたまりません。それにしてもなんと弦楽器の表現の多彩なこと。。独りの6倍、いや10倍にも20倍にも、、際限ありません。
モーツァルトも今回はコールアングレと弦楽6重奏で演奏します。
是非聴きにいらしてくださいね。

2015年8月30日(日)開演15:00 呉市文化ホール
piece for peace HIROSHIMA
小林美恵 萩原麻未デュオコンサート

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 萩原麻未(ピアノ)
呉少年合唱団
曲目:
富澤裕 時の彼方へ(呉少年合唱団)
クライスラ― 美しきロスマリン/愛の悲しみ/愛の喜び
フォーレ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.13
ファリャ スペイン舞曲
サラサーテ カルメン幻想曲
サラサーテ ツィゴイネルワイゼン 他
問合:
広島テレビイベントインフォメーションセンター
082-249-1218(平日10:00~18:00)

(美恵から皆さまへ)
8月の最後は萩原さんとのコンサート。これもまた楽しみなコンサートです。萩原さんとはご縁があって、5年前からコンサートを重ねています。
呉での演奏会は初めてですが、岡山、福山、広島、下蒲刈、、、いつも暖かく迎えてくださって、瀬戸内方面に訪れるのは、本当に嬉しいのです。
そして、また今回、夏に広島を訪れる意味を改めて考えています。
震災以降、そして特に、おととしの夏に広島の原爆ドームの対岸で演奏して以来、平和ということ、平和への思いが頭を離れることがありません。祖母や父母から聞いた戦争体験も思い出し、平和だからこそ音楽が出来ることの幸せに感謝し、さらなる世界の平和を願う心をこめて弾きたいと思います。

2015年8月29日(土)開演16:00 軽井沢大賀ホール
Happy Music Hour Concert
軽井沢の四季

出演:
漆原啓子 小林美恵 近藤薫 志村寿一(ヴァイオリン) 
佐々木亮 中村洋乃理(ヴィオラ)
江口心一 唐津健(チェロ) 吉田秀(コントラバス)
植松透(ティンパ二) 宮崎由美香(フルート)
和久井仁(オーボエ) 横川晴児(クラリネット)
野平一郎(チェンバロ)
曲目:
クヴァンツ フルートとオーボエ、通奏低音のためのソナタ ハ短調
モーツァルト セレナード 第6番 ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
ヘンデル クラリネットとチェロのためのソナタ ト短調 HWV393
    (原曲:2つのチェロのためのソナタ)
ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「四季」
問合:
軽井沢国際音楽祭実行委員会 050-3718-8676(代表・平日10:00~18:00)
info@kimf.net

(美恵から皆さまへ)

29日は「軽井沢の四季」
ヴィヴァルディの四季を演奏します。
私は『夏』‼︎  なんとタイムリーな、どんぴしゃりの季節を担当します。
今年の日本の夏は本当に暑い。
イタリアの夏も日本ほどの湿度はないにしても、強烈な太陽で身体に堪える暑さのようです。楽譜にはヴィヴァルディが書いたとされる、音を描写するソネットが書かれています。

太陽が照りつける厳しい季節に、人も羊の群れもぐったりし、松の幹も燃えるように暑い。
かっこうが鳴き始めると、それにあわせてキジバトやごしきひわも鳴きだす。心地よくわたるそよ風を北風が押しのけ、羊飼いは嵐に怯え、不運に涙する。

疲れきった体に休息が与えられないのは、稲妻と激しい雷鳴の不安、うるさく飛び回るハエ、羽虫の群れ。

不安は的中し、雷が轟き、閃光を放ち、雹混じりの雨は穀物の穂をへし折る。

ヴィヴァルディの時代もかなり激しい夏だったようです。今年の軽井沢はどうでしょうか?
春を志村寿一さん、秋を近藤薫さん、冬を漆原啓子さんでお届けします。

プログラムは他にクヴァンツ、モーツァルト、ヘンデルです。とても楽しみなコンサートです。

2015年8月28日(金)開演16:00 軽井沢大賀ホール
室内楽コンサート「真夏の秘め事」

出演:
小林美恵 近藤薫 志村寿一(ヴァイオリン)
佐々木亮 中村洋乃理(ヴィオラ)
江口心一 唐津健(チェロ) 吉田秀(コントラバス)
和久井仁(オーボエ) 横川晴児(クラリネット)
曲目:
ヤナ―チェク 弦楽四重奏曲 第2番「ないしょの手紙」
プロコフィエフ 五重奏曲 ト短調 Op.39
シェ―ンベルク 浄められた夜 Op.4
問合:
軽井沢国際音楽祭実行委員会 050-3718-8676(代表・平日10:00~18:00)
info@kimf.net

(美恵から皆さまへ)
28日は「真夏の秘め事」
ドキドキするタイトルです。
ヤナーチェクの内緒の手紙に始まり、プロコフィエフの五重奏曲、極め付けがシェーンベルクの浄夜です。
この日、私はプロコフィエフとシェーンベルクを弾きます。
プロコフィエフは初めて演奏しますが、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、オーボエ、クラリネットという珍しい編成。なかなか演奏する機会のない、音楽祭ならではの曲です。この曲は当初、バレエ音楽「空中ブランコ」として書かれた曲だそうで、バレリーナがサーカスの世界に取り憑かれていくお話だそう。そういえばプロコフィエフは短編小説も書いていて、やはり彼の音楽と共通するものがあり、とても面白かったのを思い出しました。もう一度、読み直してみようと思います。
シェーンベルクはこの春に室内合奏版を久しぶりに弾きました。学生の時に弾いた時は、なんて大人な曲なのかしらと頭がクラクラしましたが、今年弾いてみると、なんと若い情熱がとまらなく溢れているのだろうと、、シェーンベルクが羨ましくもなりました。
時間は経ちました。
真夏の秘め事に限らず、心の底の本当に大切なもの、生きる力となるものの存在を確かめに、この夏、今一度探したいと思います。

2015年08月27日2015年8月27日(木)軽井沢おんがく散歩
モーニングコンサート 開演11:00 軽井沢ニューアートミュージアム
アフタヌーンコンサート 開演15:30 軽井沢ユニオンチャーチ

2015年8月27日(木)開演11:00 軽井沢ニューアートミュージアム
軽井沢おんがく散歩 モーニングコンサート
ー小林美恵 風通る白樺と苔の森リサイタルー

出演:
小林美恵(ヴァイオリン)
曲目:
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第3番より
ミルシティン パガニーニアーナ
リドー フェルディナンド~はなのすきなうし~ 朗読と音楽

2015年8月27日(木)開演15:30 軽井沢ユニオンチャーチ
軽井沢おんがく散歩 アフタヌーンコンサート

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 唐津健(チェロ)
横川晴児(クラリネット) 野平一郎(ピアノ)
曲目:
ミヨー 組曲
メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49

問合:
軽井沢国際音楽祭実行委員会 050-3718-8676 http://kimf.net/

(美恵から皆さまへ)
今年も8月26日から軽井沢国際音楽祭が始まります。私は27日の朝11時から軽井沢ニューアートミュージアム内に新しくできたガラス張りのチャペルでの『モーニングコンサート』が最初になります。

ー風通る苔と白樺の森ー
なんて素敵なのでしょう。これぞ軽井沢という感じ。1時間ほど、無伴奏の曲を弾きます。
初めにバッハを。バッハの無伴奏曲の中で一番軽やかなパルティータ3番から最初の3曲を弾きます。そしてミルシティンのパカニーニアーナ。これはパカニーニの有名なカプリスの24番の主題を使って、ミルシティンが自由に変奏したもの。飛び出してくるのはパカニーニのカプリスの他の曲、魔女の踊り、コンチェルトなど。。パカニーニアーナ(パカニーニ愛好家?)なら狂喜する変奏の数々です。
次にイザイの5番のソナタ。2楽章あり、1楽章はあけぼの、2楽章は田舎の踊りというタイトルがついています。自然の中で是非弾いてみたかった曲です。
最後はリドーのフェルディナンド(花の好きな牛)。これはヴァイオリンと語りの曲です。幼い頃、大好きだったマンローの絵本(邦題 花の好きな牛)にリドーがヴァイオリンの曲をつけました。朗読をどなたがしてくださるか、どうぞお楽しみに。
小さなお子さんから大人まで気軽に楽しめる、ヴァイオリンの魅力たっぷりのコンサートです。

15時30分からは軽井沢ユニオンチャーチで『アフタヌーンコンサート』。
ミヨーの組曲を野平さんのピアノと横川さんのクラリネットで演奏します。
ミヨーはどの曲も本当に面白い。この曲も楽譜にはいたるところにvif(軽快に)、gai(陽気に)の指示が。ミヨーに人生はお祭りだぁ〜!!といわれているかのよう。
2曲目はメンデルスゾーンのピアノ三重奏を野平さんとチェロの唐津さんとで。演奏回数も多い有名なこのピアノ三重奏、冒頭のチェロが奏でる若さゆえのやるせない情熱に最初から胸がきゅ〜んとしてしまいます。でもこの曲、ピアノが本当に大変なのです。弦楽器の2人が美しい旋律をゆったり弾いている時になんと沢山の音をピアノが紡ぎ出していることか。。
3人の情熱がほとばしり、駆け抜けます。
木のぬくもりにホッとする、素朴なチャーチ。今年もここに帰ってこれて幸せです。

2015年8月10日(月曜日)開演 20:00 Marmorsaal/schloss Mirabell 
61 jahre Salzburger Schlosskonzerte

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) Luz Leskowitz(ヴァイオリン) 長谷川美沙(ピアノ)
曲目:
ルクレール 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調
ブラームス ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378
J.S.バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043

2015年8月2日(日)開演15:00 昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
フェスタサマーミューザ2015 出張サマ―ミューザ@しんゆり

出演:
佐山雅弘(ピアノ) 小林美恵(ヴァイオリン) 海野幹雄(チェロ)
現田茂夫(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
曲目:
ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー
ラロ スペイン交響曲
ドヴォルザーク チェロ協奏曲

問合:
ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200

(美恵から皆さまへ)
昨年に引き続き、”出張サマーミューザ@しんゆり!”に出演します。
今年はラロのスペイン交響曲を演奏します。交響曲といってもヴァイオリン独奏とオーケストラのための曲。全部で5楽章あり、題名のとおりスペインの光と影が織りなす中、情熱的な感情が溢れ出し、翳りのある独特の旋律と共に華やかな踊りが繰り広げられます。オーケストラの色彩とリズムに血湧き肉躍る、楽章ごとのそれぞれの色合いに、まさに宝石箱のような曲です。
子供の頃、私はこの曲が大好きでした。この曲ばかり弾いていました。そして藝高の入試の課題曲でもありました。もし違う課題曲だったら、今、ヴァイオリンを弾いていなかったかもしれないと思うと、人生はつくづく不思議だなぁと思います。
久しぶりのスペイン交響曲、大切に弾きたいと思います。

2015年6月24日(水)開演19:00 杉並公会堂大ホール
小林美恵&荘村清志デュオ・リサイタル

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 荘村清志(ギター)
曲目:
ヘンデル オンブラ・マイ・フ
ヘンデル 私を泣かせてください
フレスコバルディ アリアと変奏(ギターソロ)
ミルシティン パガニーニアーナ(ヴァイオリンソロ)
バルトーク ルーマニア民族舞曲
加藤昌則 ケルトスピリッツ
グラナドス アンダルーサ
タレルガ アルハンブラの想い出(ギターソロ)
ファリャ スペイン民謡組曲より
ピアソラ タンゴの歴史より カフェ1930、ボルデル1900
問合:
杉並公会堂 03-5347-4450
(10:00~19:00 臨時休館日を除く毎日)

(美恵から皆さまへ)
ギターの荘村さんとのコンサートです。荘村さんと一緒に弾かせていただくの、とても楽しみにしています。
ギターとヴァイオリンのオリジナル曲はあまりなく、今回もギターとヴァイオリン用に編曲した小品を沢山聴いていただきますが、10本の弦で奏でる音楽、きっと原曲とはまた違って、より軽やかに2人の自由な対話をお楽しみいただけると思います。
スコットランド、アイルランド、ルーマニアに、イタリア、フランス、スペイン、アルゼンチン、、
このところ、音の旅が続いていますが、今回も各国を旅します。
ヨーロッパは今、爽やかで一番いい季節。どうぞ杉並公会堂にヨーロッパの風を感じにいらしてください。

2015年6月7日(日)開演14:00 Hakuju Hall
小林美恵デビュー25周年記念 ヴァイオリン・リサイタル・シリーズ
第1回 「音の旅」  

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 加藤洋之(ピアノ)
曲目:
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ  第24番 ハ長調  K.296
バルトーク ヴァイオリン・ソナタ  第1番
ウェーベルン 4つの小品 Op.7
シューベルト 幻想曲 ハ長調 D.934

問合:
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040 www.japanarts.co.jp/

Hakuju Hall チケットセンター(火~土 10:00~18:00 祝日・休館日を除く)
03-5478-8700 www.hakujuhall.jp

(美恵から皆さまへ)
デビュー25周年の記念のコンサート、第1回目は「音の旅」と題しました。 
2年間のプロジェクトの出発でもあり、子供のころからずっと私のそばにいてくれたモーツァルトと(モーツァルト自身も旅の多い人生でした)、私の内で終わりのない旅を続けているシューベルトと今いちど、一緒に歩みたいと思いました。今回は何処に連れて行って何をみせてくれるのか。。。
バルトークもまたハンガリー各地を旅し、民謡の収集、研究に心血をそそぎました。土や風や焔の匂いを感じる、強靭で緻密で、それでいてとても美しいこの曲に、近ごろ強く惹かれています。
そして、音の行方を追っていくと、意識の中にまで入り込んでいくようなウェーベルンの小品。
今回はDuoの曲の中で、ピアノが最も難しいとされる究極の曲が2曲もあり、私たちも、聴いてくださる方々も限界を超えそうなプログラムです。

無限の世界へ。

旅の終わりはまた新たな始まり。

2015年5月23日(土)開演18:30 昭和音楽大学 南校舎1F C102教室
昭和音楽大学ピリオド音楽研究所 第17回公開講座「音楽歴史の旅」
レクチャーコンサート 蓄音器で聴く20世紀前半の演奏

解説:
有田正弘 梅田英喜
出演:
小林美恵(ヴァイオリン)
曲目:
レコードによる演奏
使用蓄音器 EMG mark Ⅳ(英国1930年頃)
クライスラー ロンドンデリーエアー
シューマン ヴァイオリン協奏曲から抜粋(クーレンカンプ)
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番からガヴォット(クーレンカンプ)

ストラディヴァリウスによる生演奏
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番からシャコンヌ

問合:
昭和音楽大学チケットセンター(10:00~12:00、13:00~18:00 土日祝を除く)
044-953-9899

(美恵から皆さまへ)
レクチャーコンサートのご案内です。
おととし生まれて初めて、蓄音器でSPを聴かせていただきました。音がでるまでの丁寧な準備、そしてあたかもそこで演奏している姿が浮かぶような音。
時間と音楽を大切に大切に慈しんだ、とても印象深い経験でした。
今回はクーレンカンプの演奏を蓄音器で聴きながら、昭和音楽大学所蔵のクーレンカンプが使っていたストラディヴァリウスで、実際の音も聴いていただくという講座です。蓄音器からどういう音が出るのかとても楽しみです。

2015年5月10日(日)開演14:00 国宝明王院書院
小林美恵 ~バッハ無伴奏ヴァイオリン その深淵なる世界~

出演:
小林美恵(ヴァイオリン)
曲目:
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 BWV1002
クライスラ― レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 BWV1006
イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 BWV1003
問合:
小林美恵を聴く会 084-931-7407
リーデンローズチケットセンター 084-928-1810

(美恵から皆さまへ)
5月10日の2日目は書院での演奏です。バッハとバッハの間に近代の無伴奏の作品を入れました。パルティ―タの3番とイザイの2番のソナタは関連があり、続けて弾いてみたいと思います。時空を超えて様々なものが交差するはずです。
お花が咲き誇り、緑の季節、明王院の美しい庭園にわたる風を感じながら弾くバッハはどんなでしょう?
当日のお天気を祈るばかりです。
明王院のホームページです。www.chisan.net/myooin/

2015年5月9日(土)開演14:00 国宝明王院本堂
小林美恵 ~バッハ無伴奏ヴァイオリン その深淵なる世界~

出演:
小林美恵(ヴァイオリン)
曲目:
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 BWV1001
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 BWV1004
パガニーニ カプリース Op.1 第24番
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 BWV1005
問合:
小林美恵を聴く会 084-931-7407
リーデンローズチケットセンター 084-928-1810

(美恵から皆さまへ)
一生の間で、一度あるかないか、、特別のコンサートのご案内です。
バッハの無伴奏全曲+αを福山市の国宝明王院で9日と10日、2日間にわたり演奏いたします。9日は国宝になっている本堂です。
鎌倉時代に建てられた本堂の中で御本尊様に身守られながらの演奏、想像するだけで心震えます。気持ちが引き締まります。
明王院のホームページです。www.chisan.net/myooin/

2015年4月24日(金)開演19:00 さいたま市文化センター小ホール
さいたまアンサンブル定期演奏会2015 第1回
ウィーン・ザルツブルグ珠玉の室内楽

出演:
小林美恵 吉原葉子(ヴァイオリン) 大野かおる(ヴィオラ) 森山涼介(チェロ)
青山聖樹(オーボエ) 弓削田優子(ピアノ)
曲目:
モーツァルト ピアノ四重奏曲 ト短調 K.478
ハイドン オーボエ、ヴィオラ、バスのための三重奏曲
シューベルト 弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」
問合:
SaCLaインフォメーションセンター 048-866-4600

(美恵から皆さまへ)
昨年の9月に引き続き、シューベルトの「死と乙女」です。舞台で弾き終え、袖に戻った途端、”もう一度、弾きたい!!”と強く思いました。きっと何回弾いても、同じように思うでしょう。シューベルトは朝起きると、まだ生きていることにがっかりした、、と本で読んだ記憶がありますが、本当の最期のその時はどうだったのかしら?とふと思います。
モーツァルトは特別の調のg-moll。
しばらく、モーツァルトとシューベルトの世界に浸りたいと思います。

2015年4月8日(水)開演19:00 あわぎんホール大ホール(徳島郷土文化会館)
市民コンサート徳島・第599回例会<創立60周年記念シリーズ第5回>
小林美恵ヴァイオリン・リサイタル

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 有森博(ピアノ)
曲目:
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第1番 二長調 op.12-1
バルトーク ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ラヴェル ツィガーヌ
フランク ヴァイオリン・ソナタ
問合:
市民コンサート徳島 088-652-4874(12:30~17:00)
会員制(要入会) お問い合わせください
当日入会可です

(美恵から皆さまへ)
久しぶりの徳島です。
今までも何度か弾かせていただいていますが、この市民コンサート、創立60周年だそうです。
私が今年、デビュー25周年。
倍以上の60周年、、本当に素晴らしいです。
人間では60年経つと、また最初に戻るということで、今回は前半を1番のソナタでベートーヴェンとバルトークを。バルトークは1番のソナタをハンガリー出身の女性ヴァイオリニストのイェリー・ダラニーに献呈していますが、後半は、ラヴェルが同じくダラニーに献呈したツィガーヌとフランクがイザイの結婚のお祝いに書いたソナタを、私もお祝いの気持ちを込めて演奏したいと思います。
徳島といえば、阿波おどり。
特にバルトークの3楽章などは、他で弾く時とは違った聴き方をしてくださるのではないかしら?
楽しみです。

2015年4月4日(水)開演15:00 東京オペラシティコンサートホール
岩代太郎 生誕ほとんど50年記念コンサート
3Great Violinists Summit Concert
3人の盟友ヴァイオリニストを迎えて

出演:
小林美恵 竹澤恭子 矢部達哉(ヴァイオリン)
岩代太郎(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団
曲目:
岩代太郎 「血と骨」組曲 全4楽章 映画「血と骨」より
岩代太郎 「K」トリロジー 全3楽章 スペシャルTVドラマ「黒部の太陽」より
岩代太郎 「Tammy in Love ~Baroque Version~ 」 CD Album「ARCO」より
岩代太郎 「あぐり」組曲 全4楽章 NHK連続テレビ小説「あぐり」より
岩代太郎  The Arslan(新作) TVアニメ「アルスラ―ン戦記」
岩代太郎  Soul Mate(新作)映画「愛を積むひと」 
問合:
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
(全日10:00~19:00)

(美恵から皆さまへ)
岩代さんの曲は、暖かくて、弾いていながらも、なにかに大きく優しく包み込まれるようで大好きです。
映画音楽の録音は私は「血と骨」が初めてでした。映画音楽ってこうやって録るのね、と少々びっくりした記憶があります。
「血と骨」の録音のセッションで岩代さんは、
「僕はとても幸せな人間だけれど、、」と前置きした後で、
「生涯で一番悲しいこと、残酷なことを思い浮かべてください。。」
というようなことを皆におっしゃったように思います。短調の曲を書かれるのは、珍しかったのかもしれません。
岩代さんとは大学の同級生でした。上野公園をコートをなびかせながら颯爽と歩いていた姿に、まるでエネルギーの塊が駆け抜けていくようだったのを思い出します。今でもその印象は変わっていません。
「血と骨」以降も大作を次々と書かれ、世界をどんどん大きく切り開いていらして、本当に頼もしく嬉しく思います。
今回の3人のヴァイオリニストによる、岩代さんの世界。
きっと素敵な時間になると思います。



2015年3月20日(金)開演19:00 東京文化会館小ホール
東京春祭チェンバー・オ―ケストラ
~トップ奏者たちが贈る《浄夜》

出演:
堀正文 漆原啓子 景山誠治 景山裕子 神谷三千子 川田知子 小林美恵 島田真千子
瀬﨑明日香 玉井菜採(ヴァイオリン) 
大島亮 篠崎友美 馬渕昌子 柳瀬省太(ヴィオラ) 
藤森亮一 辻本玲 藤村俊介 山内俊輔(チェロ)
池松宏(コントラバス) 
曲目:
ロッシーニ 弦楽のためのソナタ 第1番
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲 第8番
シェーンベルク 《浄められた夜》op.4(室内オーケストラ版)
  
問合:
東京・春・音楽祭実行委員会 03-5205-6497
東京・春・音楽祭チケットサービス 03-3322-9966 10:00~18:00(月~金)
http://www.tokyo-harusai.com
http://東京・春・音楽祭.jp/

(美恵から皆さまへ)
今年の東京・春・音楽祭。毎年楽しみにしているチェンバー・オーケストラのお知らせです。
今年は《浄夜》
まだ10代の頃、この曲を初めて弾いた時、なんて大人の曲なのかしらと、
デ―メルの詩に、更にくらくらと眩暈がしそうだった覚えがありますが、、
この曲を作曲した時、シェーンベルクは25歳。

今回、本当に久しぶりに弾きます。弦楽合奏では初めてですが、きっと弦楽6重奏よりも、もっともっと芳醇な響きになるはずです。
ただこの日は、カレンダーをみますと新月。
演奏会終わって、月をみることはできません。

9月には弦楽6重奏で演奏いたします。
またお知らせしますね。



2015年3月11日(水)開演19:00 Hakuju Hall
Hakuju 東日本大震災チャリティコンサート

出演:
大萩康司(ギター)川本嘉子(ヴィオラ)小林美恵(ヴァイオリン)長谷川陽子(チェロ)
三舩優子(ピアノ)平野公崇 田中拓也 西本淳 中島諒(サックスカルテット)

曲目:
ラフマニノフ ヴォカリーズ
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第2番よりプレリュード
ラヴレディ 今朝、オ―マに再び陽は昇った
イザイ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番より第2、4楽章
リスト 愛の夢 第3番
ヘンデル 歌劇「リナルド」より”私を泣かせてください”
J.S.バッハ 主よ、人の望みの喜びよ
ファリャ スペイン民謡組曲よりムーアの織物、ナナ、ポロ
ピアソラ タンゴの歴史より ナイトクラブ1960
シベリウス(平野公崇編) フィンランディァ
ブラームス ピアノ四重奏曲 第3番より第3楽章
問合:
Hakuju Hall チケットセンター 03-5478-8700
10:00~18:00(火~土 祝日・休館日を除く)

(美恵から皆さまへ)
今年も3月11日にHakuju Hallの東日本大震災チャリティコンサートに出演いたします。
2011年のあの日の直後、なにか私たち音楽家でできることを・・と集まった仲間たち。Hakuju Hallと社員の方々の絶大な協力をいただき、チャリティーコンサートをいたしました。まだまだ続いていた混乱の中で、仲間と音楽と聴きにいらしてくださった皆様とが繋がり、気持ちをひとつになって、そして元気を取り戻したことを思いだします。
昨年、大槌町に行ってまいりました。傷は深く、まだまだ時間と力が必要です。
私たちも音楽で皆様と一緒に震災の復興を最後まで応援したいと思います。
今年のプログラムは各々のソロや室内楽、サックスカルテットなど盛り沢山です。開演は19時からの一回公演です。
私はイザイと大萩さんとのファリャ、ブラームスを演奏いたします。
3月11日、どうぞHakuju Hallにお出かけください。よろしくお願いいたします。

2015年3月7日(土)開演14:00 銀座ヤマハホール
アーツ室内オーケストラ2015 銀座定期公演Ⅲ

出演:
熊倉優(指揮) 三谷温(ピアノ)
アーツ室内オーケストラ
曲目:
グリーグ 2つの悲しい旋律 op.34より「過ぎし春」
バルトーク ディヴェルティメント
フィンジ ピアノと弦楽のための「エピローグ」 op.10
ドヴォルザーク 弦楽セレナーデ
問合:
一般社団法人アーツスプレッド事務局 070-5555-5920 http://mit-on.com

(美恵から皆さまへ)
アーツ室内オーケストラの第3回目の公演は、指揮者熊倉優さんのデビューコンサートです。
熊倉さんは大学では作曲を専攻され、小さい頃はヴァイオリンも弾かれていたそうです。
曲はめずらしいフィンジのピアノと弦楽のための「エグローグ」を弾きます。フィンジは1901-1956年のイギリスの作曲家で、「エグローグ」は10分くらいのとても美しい小品です。
そしてバルトークのディヴェルティメントとグリーグ、ドヴォルザークの弦楽セレナーデ。
バルトークはSoloとTuttiの掛け合いがスリリングで面白く、今年は私、バルトークの曲を数多くとりあげますが、いろいろ弾いてみると、私の中でこんがらがっていたことが、するするほどけてきています。弾けば弾くほど本当に緻密な作曲だと改めて思います。
メンバーはフィンジはLuz Leskowitzさんが加わり、ビオラはElena Issaenkova、チェロはUwe Hirth-Schmidtさんがザルツブルグから来てくださいます。今回は中学生からLuzさんまで、、年の幅の広い室内合奏団です。
お楽しみいただけると思います。

2015年2月21日(土) 開演18:30 蘭島閣美術館
第170回記念 蘭島閣ギャラリーコンサート

2015年01月25日(日)開演15:00 鵠沼海岸レスプリ・フランセ
鵠沼サロンコンサート
小林美恵ヴァイオリンリサイタル

出演:
小林美恵(ヴァイオリン) 加藤洋之(ピアノ)
曲目:
スメタナ わが故郷より
武満徹 悲歌
ブロッホ ヴァイオリンソナタ 第2番 神秘的な詩
武満徹 妖精の距離
シベリウス 3つの小品 op.116
武満徹 11月の霧と菊の彼方から
バルトーク ラプソディー 第2番
問合:
鵠沼室内楽愛好会 0466-36-6970

(美恵から皆さまへ)
今まで何回も弾かせていただいている鵠沼サロンコンサート。今回は武満徹さんのヴァイオリン曲を時代順に全部聴いていただきたく、そして間にブロッホとシベリウス、バルトークを挟みました。
普段、日本にいるとあまり気にもとめないのですが、海外に出るとよく、そこにはない日本の音、空気、風、匂いを想うことがあります。武満さんの音には、八ヶ岳でお会いした思い出と共に、それを強く感じます。
今回初めて弾くブロッホには途中グレゴリア聖歌が現れ、今年生誕150年のシベリウスが後期に書いた不思議な小品、それからバルトークと、日本と縦横無尽に結んでみたいと思います。そこから何が見えるのか楽しみです。
このようなプログラムで弾かせていただけますこと、本当に感謝しています。